段落やテーブル内のテキストリンクをボタンにするカスタマイズ

WordPress のブロックエディターでボタンを配置したいとき、WordPress コアの ボタン ブロックや VK Blocks の VK ボタン ブロックを使えばいいのですが、段落やテーブルの中にボタンブロックを配置することはかんたんにはできません。

そこで、テキストリンクをボタンのようなスタイルにするカスタマイズを考えてみました。

その① 段落やテーブルブロックに 追加 CSS クラス を指定するやり方

以下の CSS を追加します。

.btn-like a {
    text-decoration: none;
    border: 1px solid var(--vk-color-primary);
    color: var(--vk-color-primary);
    border-radius: 0.25em;
    padding: 0.2em 0.5em;
    font-size: 0.85em;
}

.btn-like a:hover {
    background-color: var(--vk-color-primary);
    color: #fff;
}

.btn-like a::before {
    margin-right: 3px;
    font-family: "Font Awesome 6 Free";
    content: '\f105';
    font-weight: bold;
}

テキストリンクを入れるブロックの 追加 CSS クラス に btn-like と入力します。

問題点 同一ブロック内に通常のテキストリンクとボタンスタイルのリンクを混在させたい場合などではこのやり方は使えません。

その② HTML として編集してクラスを追加

※これは Lightning など、Bootstrap 対応のテーマで使えるやり方です。

HTML として編集 に切り替えて、a タグにクラス "btn btn-outline-primary btn-sm" を追加します。

問題点 リンクがいくつもあるとめんどくさい。(ブロックエディターになる前は当たり前のようにこうやってたんだけど...)

その③ プラグインで実装

使い勝手を考えると、プラグインでインラインのボタンを追加できるように実装するのがよさそう...。

そのうちにやってみようと思います。

そのうちに、と思っているうちに...

2023.5.14 追記 プラグインを作る必要がなくなりました

VK Blocks Pro のアップデートで追加された カスタム書式設定 を使ってブロックツールバーにオリジナルの書式を登録できるようになったので、自分でプラグインを作る必要がなくなりました。

オリジナル書式の登録～使い方の流れをかんたんに下図に示します。

まず、カスタム書式設定画面でこんなかんじ ↓ に CSS を設定します。

すると、ブロックツールバーに「ボタン風」という書式が追加されて、これで選ぶだけでブロック内の任意のテキストをボタン風に見せることができます。

VK Blocks Pro の入手方法

VK Blocks Pro は有料の WordPress プラグインですが、単体では販売されていなくて、Vektor Passport というライセンス製品に含まれて販売されています。

Vektor Passport は、コピペで使える豊富なプロ品質プレミアムパターン、Lightning G3 Pro Unit、VK Blocks Pro を好きなだけ使える大変お得なライセンス製品です。ライセンス1つで自分が制作・管理する複数のサイトに使うことができます。ライセンス期間は 1年 / 3年 / 5年 から選べます。