Lightning / VK All in One Expansion Unit が Font Awesome 6 に対応

Lightning 14.18.0 / VK All in One Expansion Unit 9.73.0 にアップデートすると、Font Awesome 6 が使えるようになりました。

Lightning / VK All in One Expansion Unit が Font Awesome 6 に対応

これから作るサイトは Font Awesome 6 を使うようにしますが、既存のサイトについてはすぐに切り替えずにじっくりいきたいと思います。

以前、Font Awesome 4 を使っているサイトを Font Awesome 5 に切り替えたときにいくつかのアイコンが表示されなくなる問題が起きたので、今回もそのようなことが起きるかもしれません。

そこで、とりあえずこのサイトだけ Font Awesome 5 から 6 にしてなにが起きるかを試すことにしました。

全体的にアイコンのデザインが丸みを帯びたものになったようですが、ざぁ~っと見たところ問題はなさそうです。

Font Awesome 5 vs 6

2022.3.13 追記 バージョン 5 から 6 への移行は意外とかんたんかも...

例えば、このサイトのグローバルナビメニューの「ホーム」のアイコンのコードは Font Awesome 5 の

<i class="fas fa-home"></i>

のままになっていますが、このままでも

のように表示されています。このアイコンを Font Awesome 6 で表示するためのコードは以下のものです。

<i class="fa-solid fa-house></i>

以下の画面で確認できるように、Font Awesome 5 ではアイコンの名前が home で、Font Awesome 6 では house に変わっていますが、アイコンに割り当てられている番号は同じ f015 です。

この番号をキーにして、fas fa-homefa-solid fa-house の変換を自動的に行ってくれているように見えますね。

Font Awesome 5

Font Awesome 5

Font Awesome 6

Font Awesome 6

以下の CSS も期待通りの表示結果になっています。

font-family: "Font Awesome 5 Free";
content: '\f015';

以上のことから、Font Awesome 5 から 6 への移行は意外とかんたんかもしれないなぁ…という気がしてきました。

2022.3.16 追記 バージョン 6 は 4/5 に対して後方互換性がある

https://fontawesome.com/docs/web/setup/upgrade/whats-changed#backward-compatibility に書かれていました。

We've tried our hardest to make Version 6 backward compatible with Font Awesome 5 and Font Awesome 4 too! Whether you're using kits, components, hosting things yourself, web fonts, or SVG + JS, we've done a lot to translate icons in existing projects to Version 6 automagically. We've bundled the following by default…

https://fontawesome.com/docs/web/setup/upgrade/whats-changed#backward-compatibility

うん、たしかに automagically だ...

Font Awesome 4 を使っているサイトはいっきに Font Awesome 6 にアップデートするのが正解ってことですね。

投稿者プロフィール

対馬 俊彦
対馬 俊彦魚沼情報サービス (新潟県南魚沼市)
WordPress を使用したサイト制作・カスタマイズを全国どこからでも承ります。ベクトルが販売している WordPress テーマ「Lightning」「Katawara」および同社のプラグイン「VK Blocks」「VK Filter Search」のカスタマイズを得意としています。遠方からのご依頼の場合、打ち合わせ・サポートを Zoom や電子メール・電話などを併用して行わせていただきます。

オンラインレッスン形式でのホームページ制作サポートも行っています。お客様ご自身でホームページを開設・運用する上で、うまくいかない部分をサポートいたします。設定やカスタマイズを手伝ってもらいたい、同時に便利な使い方や設定方法、カスタマイズのやり方も知ることができたら...という方にご好評いただいています。

このサイトで行っているカスタマイズのやり方の多くもマンツーマンのオンラインレッスン形式などでわかりやすく説明させていただくことができますので、興味がある方はご連絡ください。

* ドメインやサーバーの契約・申込み
* WordPress やテーマ、プラグインのインストール
* アクションフック・フィルターフック・jQuery・CSS によるカスタマイズ
* ドメインの移管・移転
* 日常の更新作業
なども含めて、サイトの制作・運用全般をお手伝いできます。

また、制作業者様のサイト制作のお手伝いも数多く行っております。いま人手が足りない、ちょっとここだけコーディングを頼みたい、等々… お仕事の依頼をお待ちしています。

ご要望をうかがった上で費用見積り(無料)を提示させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

» ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ

今よりもっといい WordPress サイトにしたいなら Vektor Passport がおすすめ

ベクトルから発売されている有料プラグイン Lightning G3 Pro Unit / VK Blocks Pro を使えば、このサイトで紹介しているようなコードを書かずにかんたんにカスタマイズできることがたくさんあります。

名前に Pro がついているので「制作のプロ向け製品」という印象を受けるかもしれませんが、
*もっといいサイトにしたい
* 効率よく作成・運用・管理をしたい
と考えているコーポレートサイトの担当者にこそ使っていただく価値がある製品です。

Lightning G3 Pro Unit / VK Blocks Pro は Vektor Passport というライセンス製品で販売されています(個々の単体販売はされていません)。これらのプラグインを使うと、便利なカスタマイズ機能やリッチなコンテンツ制作に役立つブロックをたくさん利用できるようになりますので、効率的にサイトを制作・運用したい方はぜひお使いになることをおすすめします。